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高円宮杯 第21回全日本ユース 浦和 対 清水

高円宮杯というと秋の大会というイメージです。

しかし今年の猛暑は9月になっても収まらない。

今日は9月4日、しかし最高気温は36℃でした。

サイスタ第二グラウンドは芝の照り返しもあって体感気温は40℃を超えていたでしょう。

今年の高円宮杯、浦和レッズユースは清水エスパルス、流通経済大学柏高校、滝川第二高校と同じグループBになりました。

初戦の相手は清水エスパルスユース。

つい先日、ジュニアユースが全クラ準決勝で敗れたのが清水エスパルス。

直近のイメージが残っているので、今日はジュニアユースの分も清水を倒してほしいと個人的には思いながら観戦。

【レッズスタメン】                【エスパルススタメン】
   10磯部 09高木 11鈴木大               18柏瀬            
     06野崎  14矢島慎           14成田  10柴原  11石原
         04広瀬                   15石毛 08伊東
 18堀田 12皆川 03畑本 08若井     05中原 07田代 03犬飼 04深澤
        16小笠原                     01久保田

浦和は夏とスタメンが少し変わっていますね。
堀田が左サイドバックで先発。広瀬がボランチに入って皆川がセンターバックに。
矢島倫太郎がトップチームの天皇杯に参加することで3トップの真ん中に高木が入った。
清水は4-2-3-1で柴原がトップ下の位置でチャンスメーク。
ワントップの柏瀬は3種年代のころから街クラブで名を馳せた大型フォワードだ。

浦和ボールで前半キックオフ。

02分 浦和は14矢島慎が右サイドでキープし中へ折り返し。
中央へ上がって受けた04広瀬がミドルシュートを放つもゴール上に外れる。

04分 浦和は中央から10磯部が左サイドに流れながらドリブルで持ち運ぶ。
左サイドから磯部の折り返しをファーの11鈴木大が右足ボレーで合わせるも枠外。

序盤、いつものように細かいパスを繋いで攻め込む浦和。
ここで清水も前に圧力を掛けてくれば中盤の主導権争いになるところだが、今日の気候を考えてか清水はある程度引いてブロックを作っていた。
引いた位置からボールを奪い、カウンターからロングボールでワントップの柏瀬や左サイドの成田を走らせる。
前掛りになりがちな浦和はどうしても清水のカウンターを捕まえ切れない。

06分 清水は浦和の攻撃を凌いだカウンターからロングボールを左スペースに蹴り込む。
裏に走り込んだ14成田が浦和ディフェンスを振り切りボールに追いつき中へ折り返す。
走り込んだ18柏瀬が戻りきれない浦和ディフェンスを尻目に難なくシュートを流し込んだ。
(浦和0-1清水)

17分 清水は右サイドへの展開から11石原がドリブルで仕掛ける。
18堀田を巧みなステップで交わしエリア内からマイナスの折り返し。
走り込んだ14成田が合わせるも浦和守備陣が体を張ってブロック。

左サイドの守備の修正のためか、20分過ぎから浦和はポジションを変える。
18堀田が前線左ウイングに入り、12皆川が左SBへ。
その他は↓。

   18堀田 09高木 10磯部               
     11鈴木大  14矢島慎     
         06野崎         
 12皆川 04広瀬 03畑本 08若井 
        16小笠原 

24分 浦和は右サイドのスローインからチャンス。
投げ入れたボールがディフェンスの頭を越え、ワンバウンドして飛び出したGK久保田も越えゴール前に流れる。
あとは押し込むだけというシーンだったが、詰めることが出来ず先に清水守備陣がオーバーヘッドでクリア。

26分 清水はロングボールから18柏瀬が潰れてこぼれ球を10柴原がシュート。
しかしゴール上に外れる。

29分 浦和は左CKからチャンス。
ショートと見せてニアの選手がスルー。
裏に入った18堀田が合わせるもディフェンスがブロック。

30分 清水はカウンターから左サイドを抜け出した14成田がフリーでシュート。
決まってもおかしく無いシーンだったが、GK小笠原が何とか触りボールはポスト直撃。
2失点目を免れた。

34分 浦和は左サイドから14矢島慎が右へサイドチェンジ。
受けた10磯部が前線中央の09高木へ当てる。
高木の落としを走り込んだ08若井がシュート。
流れるようなパス回しからのシュートだったが、ボールはゴール左に外れた。

37分 浦和は右サイドで受けた10磯部がドリブルで左サイドバック05中原を交わし中へ切れ込む。
カバーに入ったセンターバックを小刻みなステップで外しシュート。
これがニアに決まり浦和が同点に追いついた!
(浦和1-1清水)

39分 再び磯部が見せる。
先制点と同様右サイドで受けた10磯部が中へ突っ掛け右アウトサイドへ開く。
受けた14矢島慎がループシュートを狙うがGK久保田がパンチングで弾きだす。
こぼれ球が矢島慎のに戻り、今度はボレーで蹴り込んだ!
(浦和2-1清水)

あっという間の逆転劇でした。
清水は右に回った磯部の対応で後手に回ってしまった。
それにしても磯部のドリブルはキレていましたね。

40分 浦和10磯部に警告。クロスに手を出してしまった。
調子が良すぎてハイになってた感じ?

41分 短時間の逆転で同様が隠せない清水。
今度は自分たちのコーナーキックの場面でキッカーを変えようとして少し蹴ってしまい、これがオンプレーとなり浦和にボールを奪われてしまうという珍しいプレーも見られた。

42分 浦和は左サイドから18堀田がクロス気味のシュート。
これが大きな弧を描いてファーサイドネットを揺らした!
(浦和3-1清水)

45分 浦和は清水の自陣でのパスを06野崎が出足よくカットし右スペースへパス。
これを受けた09高木が右45度から落ち着いてシュートを決めた!
(浦和4-1清水)

清水にとって3点目はやや不運な失点だったにしても、その後の失点は少し同情したくなるほど気落ちしていた。

前半は浦和が終盤の連続得点で4-1とリードして終了。

後半開始。

開始から点を取りたい清水が前掛かりになって攻める。

01分 清水は右からのクロスをファーの14成田が頭で落として中に18柏瀬が詰める。
エリア内は混戦になるもシュートは浦和守備陣がブロックして跳ね返す。

04分 浦和は左サイドを12皆川のパスに14矢島慎が裏を突く。
そのまま矢島慎がドリブルで相手ディフェンスを交わしエリア内からマイナスの折り返し。
これを18堀田が合わせてゴール!堀田は今日2点目!!
(浦和5-1清水)

清水は攻めにかかったところでの失点とどうも攻守がチグハグ。
逆に浦和は左サイドをダイレクトパス3本で裏を突く攻撃は見事でした。

07分 浦和はGK小笠原がパスミス。
これを拾った10柴原がシュートを放つ。
決定的だがゴール右に外れた。

08分 清水は浦和ディフェンスのパスミスからボールを奪い10柴原に繋がる。
柴原は鋭い切り返しで浦和ディフェンダーを外してシュートを決めた。
(浦和5-2清水)

この時間帯、浦和はちょっと集中を欠いていた。
もしかしたら8月の全クラより暑かった今日の試合。
パスミス、マークミスなどが見られるのはある程度仕方がないかも知れない。
そこは味方同士の声で補ってほしいのだが、浦和はあまり声が無いチームなんだよな。

09分 清水は08伊東に代えて09影山を投入。影山は2トップに入った。

10分 清水は右奥からのフリーキック。ファーサイドの09影山が頭で合わせるも枠外。

11分 浦和は12皆川に代えて02西山を投入。
皆川はその直前ファウルを繰り返して不安定だったのでその対応だろう。

12分 浦和は14矢島慎が脚を攣って05藤野と交代。
今日の矢島慎也は抜群のテクニックで中盤や前線で良いアクセントを生み出していた。

15分 清水は左コーナーキックからファーサイドの03犬飼がフリーでヘッドもGK小笠原がセーブ。

16分 清水が猛攻からエリア内で09影山が倒れる。
PKか?と思われたが判定は影山のシミュレーションで警告。

17分 清水は右サイドに出たロングボールに18柏瀬が追いつき04広瀬を交わしシュート。
しかし広瀬も体を投げ出してブロックしコーナーキックに逃れる。

18分 清水はコーナーキックのこぼれ球を10柴原が拾ってシュート。
しかしGK小笠原がセーブ。

19分 浦和はロングボール1本からチャンス。
清水ディフェンスと並走しながら追い掛けた09高木が相手より前に出てシュート。
飛び出してきたGK久保田の脇を抜けてゴールが決まった!高木も今日2点目。
(浦和6-2清水)

20分 浦和は08若井に警告。繰り返しのファウル。

21分 清水は左サイドからのフリーキック。
03犬飼が飛び込むも僅かに合わず、ゴールならず。

27分 清水は右サイドからのフリーキック。
中央に飛び込んだ07田代が頭を合わせるも枠外。

29分 浦和は10磯部に代えて17鈴木悠を投入。
磯部はキレキレでしたね。あの緩急を付けたドリブルを止めるのはかなり難しいでしょう。

31分 浦和は中央から05藤野が左の09高木とワンツーで前線に抜け出しシュートを放つ。
しかしゴールの上に外れる。

32分 清水は右サイドの裏に縦パスが通り09影山が抜け出しシュートを放つ。
しかし03畑本が体を投げ出してシュートブロック。
このプレーで畑本も脚が攣ってしまう。

38分 清水は11石原に代えて28藤崎を投入。

40分 清水は中央から10柴原が左足でコースを突いたシュート。
決まったかと思われたこのシュートをGK小笠原が横っ跳びでナイスセーブ!

試合終了、浦和が予想外の大差で清水を下しました。

高円宮杯 第21回全日本ユースサッカー選手権大会
浦和レッズユース 6 - 2 清水エスパルスユース
得点者 浦和:磯部、矢島慎、高木2、堀田2 清水:柏瀬、柴原
(2010.9.4 埼玉スタジアム第2グラウンド)

今日は観戦した浦和サポーターは皆満足したことでしょう。
浦和は脚が攣る選手が続出するほど皆全力で動いていました。
対する清水に脚が攣る選手はいませんでした。
まあ攣れば良いという話ではないですが、内容的にも浦和の方が全体的に動きが良かったです。

清水は前半引いてブロックを作った状態で守備を固めカウンターで攻める戦術を徹底していました。
猛暑の中での試合を考慮したペース配分からこういう戦い方になったのかな?
このカウンター狙いの戦術は結構ハマっていました。実際先制点も入ったし。
しかしこの戦い方は果たしてスタミナを持たせるのに有効な形なのでしょうか。
実際清水は前半35分以降脚が止まり浦和の連続得点に繋がりました。
色々考え方はあるでしょうが、主体的にパスを回してポゼッションするより引いてブロックを作る守備的戦術の方がスタミナをロスするような気がします。
なぜならポゼッション志向のチームは自らが主体的に動くので自分たちの意思の通りに動けるから。
逆に守備的な戦術は相手に合わせる動きが多く、自分の意図しない動きが増えることで頭が疲れてしまうのではないでしょうか。

浦和はパスを回して普段通りの試合をしていました。
交代枠使い切った後にも脚が攣る選手続出でやってる選手たちはしんどそうでしたが、全てやりきって結果が付いてきたのは素晴らしいことですね。

第2戦は流通経済大学柏高校が相手です。
プリンスリーグ第1節で対戦し、その時は3-0で浦和が快勝していますが、流経柏はその後負けなしでプリンス2位という結果を残しています。
そういう意味ではプリンスの時より大分チームレベルが上がっているのではないでしょうか。
今日以上に難しい試合になると思いますが、今日のような全力サッカーで結果を引き寄せてほしいですね。

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