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Jユースカップ2008 浦和レッズユース 対 三菱養和

Jユースカップ決勝トーナメント1回戦、浦和ユース対三菱養和SCの試合です。

この試合が決まった段階では鳥栖に行くことは考えていませんでした。
だって九州だもん。関東、それも埼玉と東京のチーム同士の試合をなんで九州でやんなきゃいけないのよ?

だけど日増しに高まる観戦意欲。
なんとかして行けないかな。
いろいろ考えた挙句、日帰りで行くことに決めました。
足は飛行機。一番安いスカイマークエアラインでも往復4万円。
ちょっと痛いけど今年最後の大会だし。
トップも痛い終わり方だったというのも大きかったね。

午前9時25分発スカイマーク007便で出発。
他と比べて安いから覚悟はしてたけど、こりゃ狭い。
国内はそんなに時間かからないから我慢できるけど、海外にはこれじゃキツイな。
11時20分、無事福岡空港に到着。
博多駅に出てそこからは九州本線で鳥栖駅へ。快速でだいたい40分くらい。
空港から1時間で鳥栖まで着いた。結構近い。
さらに驚くべきことはスタジアムだ。ベストアメニティスタジアムは駅徒歩3分という近さ。これはどのスタジアムにも真似できないだろう。だって駅の目の前にスタジアムがあるんだもんな。ちょっと感動したよ。他には何もなかったけど。。

第一試合には間に合わなかったけど、どうやら街クラブの塩釜FCが清水エスパルスユースを1対0で下したようだ。街クラブが活躍するのは喜ばしいことだ。次の試合だけはそうなってほしくないけど。

【浦和スタメン】               【三菱養和スタメン】
  14原口 24磯部 07高橋               11中村謙
    08山田  10田仲          06石井 10玉城 07加藤 13田中輝
       05浜田                    08安田
 06永田 04菅井 03山地 25岡本     02花田 04内堀 03中村侑 05三沢
       01柴田                    01原田

 

浦和ボールのキックオフで試合開始。

浦和は怪我明けの高橋峻希が復帰。山田直輝、原口元気とともに阪野を除けばほぼベストメンバーを送り込んできた。
対する三菱養和は長身ボランチ安田が中盤のそこを締める4-1-4-1システム。期待のルーキー、田中輝希は右サイドに張り出しチャンスを窺う。

試合は序盤からボールポゼッションで上回る浦和が試合を支配する。

04分 浦和は中央から05浜田が左オープンスペースへスルーパス。これに06永田が走り込んでダイレクトでクロスを送るも中の選手と合わない。

05分 浦和のCK。ファーサイドで競り合った05浜田が中央に落とすが味方に合わない。

養和は意図的に引き気味な感じか。
ディフェンスラインで回す浦和に対し養和はあまり前まで追いかけてこない。
回させとけ!といった声も聞こえる。

開始10分が経過し、次第に養和が盛り返し始める。

15分 養和のファーストチャンス。右サイドを13田中輝が突破を仕掛ける。対面の06永田を振り切りエリア内に侵入。グラウンダーのクロスは浦和ディフェンスがブロックするも、こぼれ球を10玉城がダイレクトシュート。これがクロスバーを叩くもボールはゴールを割らず得点には至らなかった。

16分 養和は左サイドでごちゃついた展開から中央へ戻すと、08安田が強烈なミドルシュートを放つ。これはGK柴田が横っ飛びではじき出した。

21分 浦和は右サイドを24磯部と07高橋で作り中の14原口へ。原口はトラップで一人交わすとそのままシュート。しかしディフェンスに当たってGK正面に。

浦和はパスは回るも、中々前線にボールが届かない。
やはり阪野不在でターゲットマン不足で前線にボールを当てられないのだ。
サイドからサイドから作っていこうとするもどこかでミスが起きてしまうので、チャンスは相手陣内で奪われたボールをサイドハイプレスで奪い返してショートカウンターを仕掛けた場合が多い。それでもクロスは高さのある養和ディフェンスにことごとく弾き返されてしまった。

34分 養和はキーパーキックからチャンス。受けた11中村謙が強烈なミドルシュート。GK柴田がなんとか弾き出す。

38分 浦和は24磯部に警告。相手を蹴ってしまった。

39分 養和は前線に蹴り込んだボールを競り合い、こぼれを06石井が拾ってシュート。しかしゴール枠を外れた。

41分 浦和は中央から05浜田が左オープンへスルーパス。10田仲が受けて左45度からシュートも打てる態勢だったが、ディフェンスが目に入ったのか打たずに切り返して相手に囲まれてしまう。

43分 浦和は14原口がトラップで一人かわし、そのままドリブルで仕掛けさらに二人を交わしエリアに入ったところで左の07高橋へラストパス。絶好のチャンスだったがシュートに入る前にディフェンスがブロックに入り高橋はシュート打てず。

44分 養和はCKからニアでヘッドを合わせるもファウルの判定。

45分 養和はキーパーキックから競り合いのこぼれを拾って06石井がエリア内から強烈なシュート。しかしこれをGK柴田がファインセーブで弾き出す。

両チーム無得点で前半終了。
ポゼッションは浦和だが、シュートが枠に飛んだのは養和だったかな。

後半開始。両チームとも交代なし。

02分 浦和は右サイド裏に出たボールに追いついた07高橋がダイレクトで中へ折り返し。これに左サイドから走り込んだ06永田がこれまたダイレクトでシュート。しかし枠を捉えられず。

03分 浦和25岡本に警告。11中村謙と交錯。

04分 養和は左サイドからFK。これに04松本が合わせるもGK柴田が倒れこんでキャッチ。

06分 浦和は07高橋のドリブルから中の14原口へ。原口のダイレクトシュートは弱い。

09分 浦和は相手バックパスを掻っ攫った24磯部がそのままドリブルでシュートまで持ち込むもGK正面。

10分 浦和は05浜田が中央からドリブルで持ち上がり左の14原口へ展開。前を向いた仕掛けからシュートまで持っていくが、ディフェンスがブロック。

このあたりの時間帯から両チームともプレスが掛からなくなり展開が速くなっていく。

14分 養和のカウンター。中央から左サイドへサイドチェンジ。フリーで抜け出した06石井がクロスを入れるも中に走り込んだ選手と合わず。

15分 浦和は14原口と06永田のワンツーから左サイドを崩し、原口がグラウンダーのクロス、相手に引っかかるもこぼれを24磯部が反応しシュート。しかし枠外。

16分 養和は06石井に代えて26佐藤を投入。

17分 浦和は中盤で相手ボールをカットした08山田がスルーパス。これに反応した07高橋がシュートするも弱く、GKがキャッチ。

20分 浦和は左サイドを14原口と07高橋で崩しクロスを送る。ファーサイドの25岡本がヘッドで落としたボールをつなぎ、最後は高橋がシュートするもゴール左に外れる。

21分 養和は11中村謙に代えて長身FW11恵津森を投入。
    浦和は24磯部に代えて29鈴木大を投入。

場内では29高木とアナウンスされていたが、左利きだし、背も高木より低いしどう見ても鈴木だ。

34分 浦和に待望の先制点!(浦和1-0養和)
05浜田が中央からドリブルでスルスルっと持ち上がり、相手ディフェンスラインの乱れを突いて左サイドにスルーパスを通す。これを受けた07高橋がエリア内シュート体勢。しかし相手ディフェンスが寄せるのを見越して横へパス。これに走り込んできた08山田がダイレクトでゴールに突き刺した!!

一瞬の隙を突いた浜田の持ち上がりからのスルーパスで生まれた得点だった。
浜田は中盤でのディフェンスだけでなくて、展開力、持ち上がるパワー、ミドルシュートと一段抜けた力を見せていた。プロになったらどこのポジションをやるのだろうか。

35分 養和は右サイドからのクロスを中央の08安田がすらして奥の13田中がフリー。GKと1対1の状況も、タイミングよく飛び出した柴田が田中のシュートを足でブロック。

36分 浦和は左サイドを崩して中へクロス。29鈴木が背負ってキープし落とすと走り込んだ05浜田がダイレクトミドル。グラウンダーの糸を引いたシュートもゴール右外。

37分 養和は13田中輝に代えて17木村を投入。
田中輝は前半から度々右サイドを崩してチャンスを生み出していた。
大柄であまりスピード感は感じないのだが、永田を振り切るんだから実際のスピードはあるんだろう。身長もあるので中央でどういうプレーが出来るかも見てみたい選手だ。

42分 浦和は左サイドで受けた06永田が中に切り込み右足で強烈シュート。しかしボールは僅かにゴール枠の上に。

43分 浦和は08山田に代えて19石沢、養和は07加藤に代えて25近藤。

43分 養和は左スローインからクロス。混戦から決定的なシュートを放つも、GK柴田が至近距離を足で防いだ!

今日の柴田は決定的なピンチを2度3度とファインセーブで防ぐなど当たっていた。
このシーンでもよく体が流れないで足を残してブロックしたと思う。

44分 浦和は14原口に代えて27高木を投入
場内アナウンスでは鈴木といわれていたがこちらが高木だろう。

45分 浦和痛恨の失点。(浦和1-1養和)
実際にはロスタイムだった。それも恐らくラストプレイ。養和FKから混戦、ヘディングでゴール前に流れたところを04内堀が咄嗟に頭で合わせたボールがGK柴田の頭上を越してゴールに吸い込まれた。。

この得点後にタイムアップ。
まさにラストプレイで追いつかれてしまった。こんなこともあるのか。
養和戦は何か力以上のものがあるとしか思えない感じだ。

試合は延長戦に突入。

03分 浦和は25岡本に代えて20畑本を投入。

延長戦で攻勢は浦和。10田仲や07高橋がシュート狙うもゴールを割ることができず。

延長後半。

ここも浦和が攻め、鈴木の強烈なシュートや高橋や永田がシュートを放つが決めることができず、そのままタイムアップ。

決着はPK戦にゆだねられた。

PK戦、先攻が養和で後攻が浦和だ。

両チームとも4人づつ決めた5人目。養和は05三沢が決めたが浦和は29鈴木が外し決着。PK戦5-4で三菱養和が勝利をおさめた。

      1     2     3    4     5
養和   10○  17○  08○  26○  05○
浦和   07○  05○  10○  19○  29×

Jユースカップ2008 決勝トーナメント1回戦
浦和レッズユース 1 - 1 三菱養和サッカークラブ
得点者 浦和:山田直輝  三菱養和:内堀超
(2008.12.7 ベストアメニティスタジアム)

PKを外した鈴木大輝はピッチに倒れ込んだまましばらくの間立ち上がれなかった。
PKは4人目まで両チームとも止められるシュートは無く、こうなると後攻の浦和はかかるプレッシャーが段々高くなり不利になっていく。結局5人目の1年生が外したのはそういうプレッシャーと無関係では無いのだろう。

三菱養和は攻撃力はそこそこだが守備が強いから1点差勝負に強いんだと思う。
相手の猛攻にさらされても厚い守備ブロックを敷いて耐える力がある。
爆発的な攻撃力は無いが13田中輝のドリブル、10玉城のテクニックなど要所に色をつけられる選手が揃っているからどんなに強い相手でも接戦に持ち込んでアップセットが出来るんだろう。素晴らしいチームです。

浦和は今年三菱養和と3度対戦し、結局一度も勝つことができなかった。
高円宮杯であれだけの強さを見せたチームであるにもかかわらず、だ。
今日は後半34分という絶好の時間帯に先制し、残るはロスタイムのみ。誰もがもう勝負は決まっただろうと思っていただろうに、ホント養和戦だけは何が起こるか分からない。
惜しむらくは追加点が奪えなかったことだが、やはり養和の守備力がそれだけ高かったということになるのだろう。

今日で今年のチームの試合は最後となってしまったが、このチームから山田直輝、高橋峻希、浜田水輝、永田拓也の4人がトップ昇格となった。
他の選手もたとえば田仲智紀や阪野豊史なども大学等を経由して是非レッズに戻ってきてもらいたい。彼らも昇格する4人に負けない力を持ってると思うから。

来年は今年の結果を受けて期待された中で試合をすることになるだろう。
常に今年のチームと比較されて試合をするのは難しいことかもしれないけど、今日の試合でも磯部、岡本、鈴木大など若い才能が開花してきている。是非今年のチームを超えるチームを作ってほしい。

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