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第86回全国高校サッカー選手権 2回戦

高校サッカー2回戦、埼玉県代表の埼玉栄高校を見に埼玉スタジアムへ行ってきました。

今大会の県代表は1回戦がシードのためこの日の2回戦から登場です。
2回戦の相手は熊本県代表のルーテル学院。中高一貫校のこの学校は中学時代に全国大会を制覇してきた世代で、初出場とは言え実力は疑いようのない難敵だ。
GKの吉田はU17日本代表で埼玉合宿に来た時に見たことがあるが、その時より一回り大きくなって貫禄が増した感じがした。彼は来期J2のアロッソ熊本に入団するらしい。

初出場といえば埼玉栄も初出場の学校だ。
エスクデロ総監督に象徴されるアルゼンチンサッカーがチームの特徴で、前線に小柄でスピード溢れる選手を揃えショートパスとトリッキーな動きで相手の虚を突いていく。

Img_1276【埼玉栄】                  
         09伊波           
  11菊地  10砂川  07矢野     
       05小野 08町田         
 03堀内 06酒井 02三枝 04田中
         01柳沢

試合は序盤から両者中盤での厳しいプレスの掛け合い。
そこから押し込んだのは先ずはルーテル学院だ。
しかしルーテルの序盤の攻勢を凌ぎきると埼玉栄も反撃。
DF酒井からのロングフィードに反応した菊地が左サイドを抜け出しエリア内へ。
エリア内で十分GKを引き付け中へ折り返すと、中央に飛び込んできた伊波が押し込んで埼玉栄が先制した。

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しかしルーテルも反撃開始。
埼玉栄の右サイドを崩して中央に折り返したところを押し込まれ同点に追いつかれてしまう。

1対1の同点で折り返した後半。

キックオフから繋いでいこうとした埼玉栄からボールを奪ったルーテルがそのままカウンターで裏へ運ぶと慌てた栄ディフェンスがエリア内でファウル。PKを与えてしまう。
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このPKをキッチリ決められて1-2と逆転を許してしまった。

キックオフから大きく蹴っていくチームが多い中、マイボールを大切にしていく意識は良いのだが、奪われてしまっては元も子もない。ちょっと集中が足りなかった。

逆転を許した埼玉栄だが、時間はまだ沢山残っているので焦りはないようだった。
またルーテルも勝ち越したことで安心したのか前半より運動量が落ちてきた。
次第に埼玉栄が中盤を支配するようになり、左サイドからのアーリークロスにファーで伊波が合わせて同点に、さらにCKから小野が頭で合わせてついに逆転に成功した。
小野はそれまでCKのキッカーをしていたのだが、このCKは中で合わせる方にまわった。それが功を奏した形だった。

終盤、ルーテルの意地の反撃をGK柳沢の好守もあって守り切った埼玉栄が3-2で接戦をものにした。
両チームとも総合力の高いチーム同士の素晴しい試合だった。

埼玉栄高校 3 - 2 ルーテル学院
  (埼玉)           (熊本)

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第2試合は山口県代表の高川学園対大阪府代表の近大付属の対戦。

試合を見ていて驚いた。高川学園の3トップに対し近大付属はDFをマンマークでつけてきたのだ。そして5番をスイーパーの位置に置き、一たびボールを奪えば前線の選手がドリブルで突っ込んでいく古典的なサッカーが目の前で展開されていた。

マンマークは結構きつく、サイドを入れ替えても付いていくし、ハーフウェーまで戻っても付いていく。久しく見ていなかったサッカーだけに逆に新鮮だった。
このチーム相手に埼玉栄がどのように打開するのかが見たくてちょっと近大付属を応援してしまった。。

ただ近大付属はマンマークでガチガチ来る分ファウルも多く高川学園の10番は度々のファウルに結構キレてたね。

攻めながらも点が奪えなかった高川学園だが、セットプレーから得点し結局2-1で近大付属を退けた。

高川学園    近大付属
 (山口)         (大阪)

高川学園は4-3-3のシステムから全線のスピードのある選手を生かすという、高校レベルではオーソドックスな戦い方を見せるチームだ。
ただ前線の選手の技術は高く、特に10番斎藤はスピード、テクニックとも高いレベルにあり要注意。山瀬功治のようなタイプといえば分かり良いか。

埼玉栄、高川学園とも前線にスピードのある選手を揃えている。
そこに中盤からいかに良いパスが出せるか。
3回戦では中盤での争いがカギを握りそうだ。

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