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高円宮杯 第18回全日本ユース(U-18)サッカー選手権大会 準々決勝 広島皆実 対 名古屋グランパスエイトU18

西が丘サッカー場で行われた高円宮杯準々決勝第1試合、広島皆実高校対名古屋グランパスエイトU18について少し書いときます。

(広島皆実高校)             (名古屋グランパスエイトU18)
         08金島                           15鈴木崇
  11金子  27浜田  06本藤             13磯村  07太田
      05高橋 07加藤           03中田 08西山04安藤 02三島
 13崎原 20井林 04林 02岩井         21西部 10津田 05三宅
        01増田                      01鈴木規

試合は全体を通して広島皆実ペースだったと思う。
皆実は涼しい気候も手伝ってか、苦戦した静岡学園戦とは打って変わり各ポジションの運動量が多く、前線のドリブルも鋭いものがあり、特に27の浜田の独特のテクニックから度々チャンスを作り出していた。ただ、最後の詰めの場面では精度が低く、また攻撃は比較的アバウトに前へ蹴り込んでくる形が多いため、名古屋の三宅を中心としたDF陣に跳ね返され続けた。
もし一人トップ下にパサーが居て、中央からパスで崩す形があれば浜田ももっと生きたかもしれない。前半27分、ボランチの05高橋から縦パスが08金島に入り、金島がトラップでボールを流しながら放ったシュートはゴール右に外れた。このような攻めは効果的に思えたが、1試合を通じてこのシーン以外にはあまり見られなかった。。
そういった意味では攻めはやや単調で、守備が堅いだけにもったいない気がした。

対して名古屋の方だが、3バックで始めたディフェンスを前半20分には4バックに布陣変更してしまう。皆実の1トップに3バックではバランスが悪いと判断したためだろう。
布陣は↓な感じ。

     13  15
  04       07
     21  08
  03 05  10  02
      01

名古屋は中盤でマークを浮かしてしまうことが多く皆実に支配される時間が続いたが、4バックにシフトチェンジしてからは破たんは見せなくなった。
前半はあまりいいところが無かった名古屋だが、後半の半ば頃からサイド攻撃が機能し始める。特に右サイドの07太田のところにスペースが空きだし、中田など左サイドからの展開で右スペースを有効的に使い皆実を攻略しだした。太田は自身がサイドを使って攻めるだけでなく、時には中へ入り囮となりスペースを作り、右サイドバックの02三島の攻め上がりを促すなど、柔軟性も見せた。

また、特に目立っていたのは13磯村で、長身ながら柔軟性のある独特なボールタッチのドリブルでスルスルと前に進んでいく、両チームの中で一番見ていて面白い選手だった。
まだ2年生で、消える時間があったり、プレーに継続性が無かったりと万能ではなさそうだけどすごい選手になるかも。名前を覚えておきたい選手だ。

あと、ボランチのキャプテン、08西山もある意味すごく面白い選手だった・・・


試合は90分では決着がつかず延長戦へ。
延長前半08分、名古屋13磯村のドリブルをエリア内で皆実が倒しPK。03中田が決めたこのPKでの1点を名古屋が守りきって準決勝進出を決めた。

名古屋は爆発的な力は無いけど相手に合わせて柔軟に戦うことができるチームなのかな。まあ怪我で欠く選手(個人的に見たかったアウベス選手など)もいてやりくりが大変なのもあるだろうけど。準決勝で対戦するサンフレッチェ広島ユースは個人的には優勝候補筆頭と思っていた、誰もがその強さを認める相手だけに名古屋の監督がどのような策を立ててくるか、とても楽しみです。

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